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  • 2013.01.24

    杉並区立和田中学校、「ICT活用による学力の向上」研究発表会開催

杉並区立和田中学校にて、授業でのICT利活用に関する研究発表会が開催されます。
研究主題は「『ICTを活用した世界標準の学力を目指して』- 基礎基本の定着から
協働的問題解決能力の育成まで - 」。
同校独自のプログラムによる授業公開、研究発表が予定されています。
 
●日時:2月15日(金)13:00 より
 
●場所:杉並区立和田中学校
 
●内容
 
○公開授業1 「よのなか科NEXT(総合的な学習の時間)」
 授業テーマ:デジタル教育は、日本を救う?!
「よのなか科NEXT」とは、同校の前校長がネットワーク型授業として提唱、
現校長が発展させた授業。生徒たちがさまざまな社会問題について
対極的な視点で捉え、考えて発信し、聴くという授業です。
 
今回のテーマは「デジタル教育は、日本を救う?!」。
3年生がこれまでの2年間自分たちが体験してきたデジタル教育に対する
実感と、ゲスト講師のデジタル教育専門家の意見から、
デジタル教育の成果と課題、日本の教育の未来を考えます。
タブレット端末を使い、協働的に問題を解決する授業を行うとのことです。
・ゲスト講師
 ・田原総一朗氏(ジャーナリスト/早稲田大学特命教授)
  著書『デジタル教育は日本を滅ぼす』など、多数。
 ・中村伊知哉氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授)
  著書『デジタル教科書革命』など、多数。
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○公開授業2 「B・T 『ブレイン・トレーニング』」(モジュール学習)
 ・トレーニング1: 記憶力、集中力測定テスト/計算・社会・理科テスト
 ・トレーニング2: 授業復習のための小テスト
 
B・T(ブレイン・トレーニング)とは「脳トレ」の第一人者である東北大学の
川島隆太教授の協力により、脳科学の研究に基づいて開発された同校独自の
モジュール学習プログラムです。
公開授業ではタブレット端末を使い、毎日のトレーニングの様子をご紹介します。
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○研究発表 テーマ:「ICT活用と世界標準の学力」
和田中学校が考える世界標準の学力とは、ICT機器を活用して育まれた意見を
構築する力や、それを基にした協働的な問題解決能力を軸としています。
和田中学校が考える生徒に求める能力と、学習指導要領が求める思考力・
判断力・表現力や問題解決能力、言語活動などとの違いを踏まえた研究発表が
行われる予定です。
 
▼和田中学校ホームページ: 2月15日 ICT研究発表会のご案内

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