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  • 2014.10.23

    文部科学省「児童生徒の問題行動に関する調査結果」を公表

文部科学省は「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」を実施し、
調査結果を公表しました。

この調査は、児童生徒の問題行動などについて、今後の生徒指導施策推進の参考とするために行われました。

【調査結果の主な特徴】
  小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は59,345件、児童生徒1千人当たりの発生件数は4.3件
  小・中・高・特別支援学校におけるいじめの認知件数は185,860件、児童生徒1千人当たりの認知件数は13.4件
  小・中学校における不登校児童生徒数は119,617人(前年度112,689人)、割合は1.17%(前年度1.09%)
  自殺した児童生徒数は240人(小・中・高等学校から報告のあった人数)

また、パソコンや携帯電話などを使ったいじめは8,787件で、
前年度から1,000件近く増加し、過去最多を記録。

いじめ防止対策推進法を踏まえた学校の取り組み状況については、
「学校いじめ防止基本方針」は、86.5%の学校が策定済みで、
いじめの防止等の対策のための組織は、93.8%の学校が設置済みということがわかりました。

「地方いじめ防止基本方針」を策定した都道府県は74.5%、市町村は23.8%。
「いじめ問題対策連絡協議会」を設置した都道府県は68.1%、市町村は17.5%。
都道府県と市区町村で取り組み状況に差があることがわかりました。

年々変化するいじめの態様に対応するために、組織による対策が求められています。

平成25年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」等結果について:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/10/1351936.htm

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