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  • 2021.03.26

    情報処理推進機構「情報セキュリティ10大脅威 2021」を公開

情報処理推進機構(IPA)は3月26日、
「情報セキュリティ10大脅威 2021」を公開しました。

これは、2020年に起きた情報セキュリティに関する事案のうち、
社会的に影響が大きかったと考えられる脅威をIPAが選出し、
「個人への被害」と「組織への被害」に対する10の脅威を、
有識者など約160名が決定したものです。

そのうち上位3つをご紹介します。

個人への被害
1. スマホ決済の不正利用
2. フィッシングによる個人情報等の詐取
3. ネット上の誹謗・中傷・デマ

組織への被害
1.ランサムウェアによる被害
2.標的型攻撃による機密情報の窃取
3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃

特に、フィッシングによる個人情報などの詐取は、
教職員や学生のメールアカウントの乗っ取りや、
偽サイトに誘導して個人情報を搾取する不正アクセスに、注意が必要です。

また、テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った
攻撃が今回初めてランクインしました。

コロナ禍で増加した教職員のテレワークですが、
自宅のICT環境や業務に使用するPCなどに、
適切なセキュリティ対策をすることが重要です。

ICT環境の整備が進む反面、情報セキュリティ事故も増えているため、
教職員に対してセキュリティに関する研修を行うなど、
対策をしていく必要があります。

▼情報処理推進機構(IPA) - 情報セキュリティ10大脅威 2021を公開
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2021.html

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