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  • 2022.03.16

    JAPET&CEC「情報活用能力を育む授業づくりガイドブック」を公開

2022年3月、日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は、
「情報活用能力を育む授業づくりガイドブック」を公開しました。

「情報活用能力を育む授業づくりガイドブック」は、
授業の構想や実践の学習プロセスに、
情報活用能力を位置づけた「情報活用能力ベーシック」の
解説や活用方法が取りまとめられています。

さらに、「情報活用能力を育む授業事例」と題して、
タブレット端末を活用した事例など11教科が半ページずつ掲載されています。

例えば、小学校2年生の算数の授業では、
図形の弁別の仕方を学ぶ際に、弁別の理由について
根拠づけて説明できるようにすることで、
表現力を育むことをねらいとした授業が取り上げられています。
具体的には、図形の定義について考えて共有したり、
身の回りにある図形をタブレットで撮影したりして、
見分け方を確認したりする活動です。

また、小学校6年生の道徳では、
自分とは異なる立場の人の思いがあることを理解し、
広い心で相手を受け止めることができる判断力を
培うことをねらいとした授業が取り上げられています。
具体的には、教材を読んで登場人物を許せるかどうかについて、
ロイロノートの付箋機能を活用し、
考え方ごとに付箋の色を決めて、指定の色の付箋に書いて
共有するなどの活動です。

JAPET&CECは、このガイドブックを授業に活用し、
子供たちの情報活用能力の育成をすることを期待しています。

▼情報活用能力育成/コミュニケーション力育成

情報活用能力育成/コミュニケーション力育成

▼情報活用能力を育む授業づくりガイドブック
https://www.japet.or.jp/wp-content/uploads/2022/03/47fd4bd337ee3d0d448459b0f2724aba.pdf

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