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今日からできる!簡単セキュリティ対策入門

「情報セキュリティ対策といわれても、何をしていいのかわからない」という声をよく聞きます。
しかし、一人ひとりができる、ちょっとした工夫から対策を行うことが可能です。
そのような対策方法を簡単にご紹介しています。

USBメモリに、今、必要がない情報はありませんか?2011.06.30

注意

学校での情報漏えい事故は、USBメモリによるものが多くなっています。
これらの事故では、情報が漏えいする件数が多くなってしまうのが特徴です。
何千人という単位での情報流出が発生した事例もあります。

どれほど気をつけていたとしても、USBメモリを落としてしまったり、なくしてしまったり、というミスは起きるときは起きてしまいます。

もし、USBメモリを紛失した場合、USBメモリ内に保存されている情報が少なければ、
流出する情報の数が少なくなり、被害も少なくなるといえます。

対策

USBメモリには、本当に持ち出したい、必要なデータだけを保存しておき、
それ以外のデータはパソコン、サーバなどの場所に保存する習慣をつけましょう。
こまめなデータの整理を心がけましょう。

おしゃべりのトーンが高くなっていませんか?2009.12.18

注意

忘年会、新年会の時期になりました。
学校外の場所で、児童・生徒のことや、児童・生徒の家庭のことなどおしゃべりに花が咲いた経験はありませんか?

学校外ですから、そのような会話が関係ない誰かに聞かれている可能性があります。
どんな人が聞いているかわかりません。その情報を、悪用されてしまう可能性もあります。
児童・生徒、職員に関する話題だけでなく、
情報が保存管理されているコンピュータ機器の仕組みや、
ネットワーク環境についても外部に知られてはいけない情報です。

対策

仕事を離れたプライベートな場面では、つい気がゆるみがちですが、
会話の内容・声の大きさに十分気をつけましょう。
ささいなことですが、これも情報セキュリティ対策の1つとして、必要なことです。

デスクトップが丸見えではありませんか?2009.10.28

注意

年度が変わる時期、
職員室のパソコンで児童生徒のリストを作成している時や、成績処理の最中。
そんな時に限って急用ができたり、呼び出しがあったりしませんか?
パソコンの画面をつけたまま席を離れてしまうと、
重要な情報を他の人に見られてしまう可能性があります。

対策

すぐ席に戻ってくるのがわかっている場合は、下記の動作を行いましょう。
 1.ノートパソコンの場合は、蓋を閉じる。
 2.デスクトップの場合は、モニターの電源のみ切る。
すぐ席に戻らない場合は、パソコンをログオフ(シャットダウンする)ことも必要です。

ネットカフェなどで、自分のものではないパソコンを利用しますか?2009.10.28

注意

今はどこでもパソコンが使える環境になっていて便利ですが、
ネットカフェなど、他の人も利用するパソコンで、クレジットカードの利用状況を調べたり、
ネットバンキングを利用したりしていませんか?

もし、利用後にログアウトをし忘れたり、オートコンプリート機能によって、
次の人がそのパソコンを使おうとした時にIDやパスワードなどが残っていたら、
重要な情報を悪用されてしまう危険性があります。

また、キーロガーというキーボードの入力情報が盗み取られる悪意ある仕組みも存在します。

対策

自分のものではないパソコンで、IDやパスワードを入力することは避けましょう。

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