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2010.10.12
文部科学省、総務省のパブリックコメントの締切り迫る
現在、政府では、国民の声を予算編成に反映させる試みとして、
「元気な日本復活特別枠」(特別枠)に関する要望事業について、
パブリックコメントを実施し、各事業に対する国民の声の大小によって
事業化を図るかどうかの政策コンテストを実施しています。
学校のICT化に関連があるものとして、文科省の「未来を拓く学び・学校創造戦略事業」と、
総務省「フューチャースクール推進事業(拡充分)」があります。
●文科省:「未来を拓く学び・学校創造戦略事業」
事業案としては、情報通信技術を活用した教育に関する実証研究や、
学校と地域の新しい共助の在り方の検討などを行うもので、
・学校種、発達段階、教科等に応じた効果・影響の検証
・デジタル教科書・教材等を利用した指導方法の開発
・質の高いデジタル教材の集積・共有化
・教員やICT支援員相互の交流のための場の提供
・教員等の研修用コンテンツの配信
・高い情報編集・発信力を有する人材の育成に向けたカリキュラムや教材開発、
・地域ボランティア等の協力を得た学校づくり・地域づくりを行う
等の内容となっています。
この事業の内容に関するコメントを募集しています。
コメントは下記サイトから、誰でも個人名で投稿することができます。
「必要性」「事業効果」「手法」の項目にチェックを入れ、自由記述に日頃の思
いを書くというものです。
自由記述に関しては、理由などを具体的に記載した方が望ましいとされます。
投稿の締切りは10月19日です。
事業化されるかどうかはパブリックコメントの多さに関係すると言われています。
ぜひ、教育現場の皆さまの声をお寄せください。
投稿はこちらから↓
未来を拓く学び・学校創造戦略 「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメント
●総務省:「フューチャースクール推進事業(拡充分)」
平成22年度において小学校を対象に実施した
フューチャースクール推進事業の実証研究の成果を踏まえ、
教育分野におけるICTの効果的な利活用の全国展開に向け、
中学校、高等学校、特別支援学校を対象に加え、文部科学省との緊密な連携の下、
子どもたちの発達段階、教科、地域性等を考慮したICTによる教育環境の整備を推進します。
事業の結果については、教育分野におけるICT利用環境を整備するためのガイドライン(手引書)等としてとりまとめ、その充実と実効性を高めます。
新成長戦略(デフレ脱却・経済成長) 「フューチャースクール推進事業(拡充分)」
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