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2011.02.15
【東京都】小中学校の校務改善の方向性について
東京都教育委員会が、教員が多忙感を抱いている状況を調査し、
多忙間を解決するための校務改善の方向性を取りまとめました。
○調査で明らかになったこと
- 勤務時間、業務の内容、業務負担・多忙感の要因、学校による負担感の差
○調査により明らかになった課題
- 校内の役割分担を明確に規定していない、適正化されていない
- 業務のやり方の改善余地が大きい
- 行政間の連携・配慮不足
- 研修やOJTを十分に活用できていない
- 人間関係が満足度を高める要因
○解決の方向性
- 標準的組織・分掌モデルの規定と職務別役割分担の整理
- 調査・報告の実施ガイドラインの策定
- ICT化推進による業務の効率化
- 講師任用事務の電子化
- 業績評価における人材育成の評価拡大
- 表彰の活用や副校長を支援するカウンセラーの設置
今後、この内容に基づき、区市町村教育委員会と東京都教育委員会との
合同検討会議「校務改善委員会(仮称)」を設置し、
今年度の研究成果を検証するモデル事業を平成23年度に実施する予定です。
また、学校関係者、児童・生徒、保護者、地域の方々に
幅広く意見を求め、校務改善の具体的な施策に結び付けていく予定です。
意見は、メール・ファックス・郵送にて投稿が可能です。
詳細は、下記リンクを参照ください。