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2012.09.27
文部科学省「学校ネットパトロールに関する取組事例・資料集」を公開
文部科学省が、「学校ネットパトロールに関する取組事例・資料集(教育委員会
等向け)」を公開しました。
近年、利用者が増えている携帯電話、パソコン、スマートフォンなどによる
インターネット利用について、利用者のモラルや、トラブルを防止する対策が
十分でないと言われています。
児童・生徒についても、学校裏サイトやプロフィールサイト、ブログなどに
誹謗中傷の書き込みなどが行われる「ネットいじめ」や、詐欺などの犯罪の被害
といったのトラブルが発生しており、教育委員会や学校が、警察などの関係機関
などと連携し、対策を行う必要が指摘されています。
有効な対策の一つとして、児童・生徒が「ネットいじめ」などに巻き込まれて
いないかの監視を教育委員会などが行う、「学校ネットパトロール」の取組みが
あります。
今回発表された資料では、「学校ネットパトロール」の必要性、現状と課題、
関係機関の役割や、具体的なネットパトロール実践事例、悪質な書き込みなど
に対する対応事例などが紹介されています。
学校ネットパトロールの実施検討や教員研修の実施などの参考になるのでは
ないでしょうか。
▼文部科学省
「学校ネットパトロールに関する取組事例・資料集(教育委員会等向け)」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/081_1/houkoku/1325771.htm