文部科学省「平成23年度スクールソーシャルワーカー実践活動事例集」を公開

文部科学省が「平成23年度スクールソーシャルワーカー実践活動事例集」を公開しました。

家庭や学校、友人関係、地域社会など、児童生徒が置かれている環境に働きかけて
支援を行うスクールソーシャルワーカー。

いじめの問題をはじめとして、不登校、暴力行為などの児童生徒の問題行動などが
教育上の大きな課題となっています。

また、児童虐待などの家庭の問題やネット上のいじめの問題など、近年の子どもたちを
取り巻く環境などの変化とともに、今までの生徒指導体制では十分に対応しにくい事案も
増加しています。

このような課題に対応するためだけでなく、被災児童生徒の心のケアだけでなく、
就学や生活支援のための福祉機関など関係機関・団体との連携調整などにおいて、
スクールソーシャルワーカーの果たす役割が注目されています。

今回公表された実践活動事例集では、各都道府県・政令指定都市の取組の概要が
紹介されています。
学校現場を取り巻く環境と課題を考える際に参考になるのではないでしょうか。

▼　平成23年度スクールソーシャルワーカー実践活動事例集：文部科学省 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1326605.htm