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2014.03.28
警察庁「平成25年中の不正アクセス行為の発生状況等」を公表
警察庁は3月27日、平成25年に全国の警察が把握した
不正アクセス行為の発生状況とその特徴を発表しました。
平成25年中の不正アクセス行為の認知件数は2,951件で、前年と比べ、1,700件の増加。
統計を取り始めて以降、過去最多という結果になりました。
検挙件数を不正アクセス行為の態様別にみると、識別符号窃用型が965件。
不正アクセス行為の手口についてみると、利用権者のパスワードの設定・管理の
甘さにつけ込んだものが最も多く767件という結果。
不正な経済的利益を得るためという動機が最も多く、続いてオンラインゲームや
コミュニティサイトで不正操作を行うためといった動機になります。
被疑者の年齢をみると、10歳代が最も多く、最年少の被疑者は14歳だったそうです。
子供たちが被害に遭わないために、パスワードの設定・管理方法を指導するだけでなく、
情報モラルについてもしっかりと伝えていきたいですね。
不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況[H26.3.27掲載]
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/index.html