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2014.07.24
総務省、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査結果」を公開
総務省 情報通信政策研究所(IICP)は18日、
「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査結果」を公開しました。
この調査は、東京都立高等学校の生徒約15,000名を対象に実施されました。
■主な調査結果の内容
・ケータイの利用時間は、女子が186.9分と、男子の132.8分と比べて顕著に長い
・ソーシャルメディア(SNS)は、91%の生徒が利用している
・利用時間が最も長いSNSは、LINEで80.9分。続いて、Twitterで78.6分
・家庭でのスマートフォンの利用ルールは、35.9%の生徒の家庭でない
・ネット依存傾向が上がるほど、ネット上での不適切なコミュニケーションが増加
・ネット依存傾向「高」の生徒は、SNS上でよくやりとりする友達の数が
93.1人と圧倒的に多いが、友達は「少ない」と回答する傾向
この調査対象は高校生ですが、
内閣府の「平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、
ケータイの所有率は小学生(4~6年生)で約37%、中学生で約53%です。
小学校の先生方も早い段階から、インターネットやケータイ、
各種アプリの利用などについて、子供たちに情報モラル教育を
行うのが望ましいといえるのではないでしょうか。
▼ 高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査
(総務省 情報通信政策研究所)
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/seika/houkoku-since2011.html
▼ 平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h25/net-jittai/pdf-index.html