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  • 2014.10.23

    神奈川と3市「子どもたちのネット利用に係る実態調査結果」を発表

神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市が、県内の小・中・高等学校の児童生徒を対象とした
「子どもたちのネット利用に係る実態調査」を共同で初めて調査し、
その結果報告書をWebで公表しています。

調査の結果、小中高校生の9割超がインターネットを利用している実態が明らかとなり、
生活習慣やルールづくりが利用時間と密接な関係にあることがわかりました。

【調査の概要】
調査対象:神奈川県内の小中高等学校で実施
三政令市の小学校(5、6学年)、中学校(1~3学年)から各学年20学級を抽出
県立高等学校(1~3学年)から各学年28学級を抽出
調査方法:各学校を通じて、児童生徒へ調査票を配付することにより実施
実施期間:平成26年6月~7月
調査項目:利用機器、利用方法、利用時間、困ったときの相談先、生活習慣など11項目
回答者数:13,251人(小学校3,980人、中学校6,506人、高等学校2,765人)

【結果概要】
①ほとんどの子供(96.6%)がインターネットに接続可能な端末を所持
スマートフォンの普及率は52.5%、高校生にいたっては90.2%
②利用のルールを決めていない子供(47.9%)に、長時間ネット利用の傾向
③長時間ネット利用の子供に、朝食を食べない、睡眠時間の短い傾向
④困ったり悩んだりした時に相談する相手がいない、相談する勇気がない子供が5.9%
また、ネット上の知らない人に相談する子供も2.0%
⑤93.7%の子供はネットの危険性を知っており、フィルタリングの有効性も68.0%が
理解していたが、フィルタリングの利用率は58.8%

【ネット依存から子供を守るための効果的な取り組み】
①親子の良好なコミュニケーションづくりと生活習慣改善への啓発
②インターネット利用のルールづくりとその啓発
③インターネットだけに居場所を求めない工夫や子供が相談しやすい環境づくり
④保護者と子供への継続的な情報リテラシーの啓発

調査結果を参考に、子供たちの指導へ役立てていきたいですね。

横浜市 子どもたちのネット利用に係る実態調査の結果について
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201410/20141010-022-19832.html

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