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2015.07.24
JAPET&CEC「学校における著作権教育のアンケート調査報告書」をWebで公開
日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は9日、平成26年度
学校における著作権教育のアンケート調査報告書をWebで公開しました。
近年、さまざまな情報がデジタル化され、身近なものとして活用されるようになってきました。
それに伴い、著作権教育への取り組みの重要性が高まっています。
こうした背景を受け、JAPET&CECは「学校における著作権教育アンケート調査」を実施し、
報告書としてまとめました。
・調査の対象と方法
全国の国、公、私立小学校、中学校、高等学校・中等教育学校、特別支援学校約40,000校から、
無作為抽出によって約1割に当たる約4,000校に対して調査協力を依頼し、Web回答方式で実施。
・調査実施年月日
平成26年7月11日~8月31日
・回答状況
アンケート送付数 4,000校/回答数 1,877校/回収率 46.9%
調査では、次のことがわかりました。
・学校全体の教員の意識が「学校教育で著作権に関する基本的な理解を深めることは重要だ」という傾向であると回答した割合が、すべての学校種で80%を超えている。
・過去3年間に著作権を取り上げた教育活動を行ったことが「ある」という回答の割合は、小学校では46.5%と半分を下回っているものの、中学校、高等学校・中等教育学校では60%を超えている。
・著作権に関する研修として希望する内容については、すべての学校種において「学校運営上に必要な著作権の知識についての研修」と回答した割合が最も
高く、小学校 49.4%、中学校 45.9%、高等学校・中等教育学校 52.7%とほぼ半数を占めている。
報告書はJAPET&CECのWebサイトからダウンロードできます。調査の結果を、
学校での著作権教育の重要性を広めるために役立ててみてはいかがでしょうか。
「学校における著作権教育アンケート調査」報告書(JAPET&CEC)
http://www.japet.or.jp/Top/Comissioned/copyright/