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2018.08.30
文部科学省「統合型校務支援システムの導入のための手引き」を公表
8月30日、文部科学省は「統合型校務支援システムの
導入のための手引き」を公表しました。
手引きには、統合型校務支援システムの導入を進めるために、
手がかりとなる留意点や導入事例などが掲載されています。
現在、統合型校務支援システムは、教員の業務改善や
教育の質の向上を図る具体的な解決策の一つとして、
全国の学校の52.7%が導入しています。
統合型校務支援システムを導入すると、
児童・生徒の個人情報を電子化し、システムで扱うことになるため、
教育委員会が定める学校文書管理規則や情報セキュリティポリシーの
改正や策定が必要な場合があります。
さらに、統合型校務支援システムを導入する際には、
次のような対策が必要とされています。
・サーバー等の設置や保守・管理、配線や電源等に関する物理的対策
・教職員等が情報資産を適切に使用するための人的対策
・機微情報に対するセキュリティ強化等の技術的対策
手引きには、導入時の留意事項と課題に関して、
大阪市や鳥取県などの事例とともに記載されているので、
導入を検討している方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
統合型校務支援システム普及促進のための手引き
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1408684.htm