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2018.08.30
文部科学省「2019年度 概算要求等」を公表
8月30日、文部科学省は2019年度の概算要求等を公表しました。
要求額は前年度比6,263億円増の5兆9,351億円。
新学習指導要領を踏まえ、情報教育分野の予算規模が拡大されています。
「情報教育・外国語教育の充実」には、38億6,100万円を計上。
新学習指導要領を踏まえた「情報活用能力」の育成、
遠隔教育システムの実証事業実施など教育の情報化の推進、
グローバル人材育成のための英語教育の強化など、
新しい時代に求められる資質・能力を育成するための支援の充実を目指しています。
内訳は以下の通りです。
◆ 次世代の教育情報化推進事業 1億2,800万円
ICTの効果的な活用、小学校プログラミング教育の実施に向けた施策を行う。
◆ 情報モラル教育 6,300万円
◆ 遠隔教育システム導入実証研究事業 5,200万円
◆ 小・中・高を通じた英語教育強化事業 11億8,500万円
新規事業「英語4技能育成のためのICT活用普及推進事業」に2億5,000万円を計上。
など
さらに、特別支援教育の「教科書デジタルデータを
活用した拡大教科書、音声教材等普及促進プロジェクト」や、
私学助成のための「私立高等学校等ICT教育設備整備推進事業」、
外国人児童・生徒への「多言語翻訳システム等ICTを活用した支援の充実」など
各分野のICT関連事業で、予算規模の拡充や新規予算要求がされています。
今後の取り組みに注目していきましょう。
2019年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧
http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h31/1408721.htm