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2018.09.14
文部科学省「遠隔教育の推進に向けた施策方針」を公表
9月14日、文部科学省は「遠隔教育の推進に向けた施策方針」を公表しました。
施策方針では、遠隔教育を推進することによって、
教育の機会均等や教育の質の維持・向上につなげることが可能だとしています。
教育の機会均等という点では、小規模校の教育活動の充実と、
不登校児童生徒や病気療養児への適切な支援について解説されています。
教育の質の維持・向上という点では、遠隔授業を
「合同授業型」「教師支援型」「教科・科目充実型」の3類型に整理し、
それぞれの活動例や留意点を挙げています。
さらに、遠隔教育を効果的・継続的に行うために必要な取り組みとして、
学校現場の体制整備を挙げ、以下の内容などを記載しています。
・教育委員会と学校が連携し、体制を整えること。
・設置者である教育委員会が、遠隔教育の目的や内容を踏まえて
具体的な機器の検討を行うこと。
・教師の負担にもなりうるICT機器の準備や操作、
トラブルへ対応するため、ICT支援員を配置すること。
・機器の管理や教職員の知識、技術の蓄積のため、
計画的に研修などを実施すること。
文部科学省「遠隔教育の推進に向けた施策方針」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1409323.htm