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2018.12.27
文部科学省「学習者用デジタル教科書の効果的な活動の在り方等に関するガイドライン」を公表
12月27日、文部科学省は「学習者用デジタル教科書の
効果的な活動の在り方等に関するガイドライン」を公表しました。
このガイドラインには、平成31年度から制度化される
学習者用デジタル教科書の効果的な活用方法や
留意点などがまとめられています。
デジタル教科書は、紙の教科書を基本として、
新学習指導要領を踏まえた学習の充実を図る場合や、
特別な配慮を必要とする児童・生徒が紙の教科書の使用が困難な場合など、
必要に応じて、併用して使用することとされています。
指導上の注意点としては、児童・生徒一人ひとりが、
それぞれデジタル教科書を使用できるように、
一人1台の学習者用コンピュータを整備することが必要です。
児童・生徒の健康面にも配慮し、目と画面との距離を
30cm程度以上離すことなども挙げられています。
さらに、デジタル教科書を使用する際に発生する初期設定や、
不具合への対応するため、ICT支援員を適切に配置するなど
教員の負担を軽減するサポート体制の整備も重要です。
新年度に向けて、デジタル教科書を活用するためにも、
ガイドラインを参考にしてみてはいかがでしょうか。
学習者用デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/139/houkoku/1412207.htm