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  • 2019.01.18

    教育再生実行会議「第十一次提言 中間報告(案)」を公表

1月18日、政府は教育再生実行会議
「第十一次提言 中間報告(案)」を公表しました。

教育再生実行会議は、テーマの一つである
「技術の進展に応じた教育の革新」について
昨年8月から議論をしてきました。

中間報告では、ICTは教育の「マストアイテム」としており、
学校のICT化について、いくつかの観点に分けてまとめられています。

「Society5.0で求められる力と教育の在り方」では、
情報活用能力の育成、情報モラル教育の充実などを促進するとしています。

「教師の在り方や外部人材の活用」では、
管理職や教育委員会の指導主事に対し、
ICT機器への理解を深めるための研修を促進することや、
ICT機器を活用・指導できるスキルを持った外部人材を積極的に配置するとしました。

「働き方改革」では、教師の仕事の質と量の両面から改善するため、
統合型校務支援システムの共同調達・運用の促進や、
各種表簿の電子化などによる効率化の検討を行うとしています。

「新たな学びとそれに対応した教材の充実」と
「特別な配慮が必要な児童生徒の状況に応じた支援の充実」の観点では、
ICTの活用による個別最適化した学びが可能になることや、
特別な配慮が必要な児童・生徒の学習機会の確保や支援を挙げ、
全ての小・中・高等学校で遠隔教育の活用を推進するとしています。

同会議では、今年5月に最終提言をとりまとめる方針です。
今後の動向にも注目していきましょう。

第44回 教育再生実行会議 配布資料
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai44/siryou.html

第十一次提言中間報告(案)概要
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai44/siryou1-1.pdf

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