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2019.02.21
愛媛県西条市「教育クラウドによる教職員のテレワーク」がテレワーク推進賞会長賞を受賞
2月21日、一般社団法人日本テレワーク協会主催の
第19回テレワーク推進賞表彰式が開催され、
愛媛県西条市が会長賞を受賞しました。
教育クラウドによる教職員のテレワークが評価され
受賞した自治体は、西条市が初めてです。
西条市は、育児や介護といった教職員の家庭環境の変化に対する
ワークライフバランスを確立するため、テレワークを導入しました。
パブリッククラウド上でシステムを構築し、児童生徒の名簿や通知表、
保健管理、指導要録、事務処理、教材作成・共有などの業務を
すべて校務支援システムを通して行っています。
今回の受賞では、持ち帰り業務や出張先での PC やスマホの利用について、
利便性、セキュリティ、安全性を確保した現実的な対応策をとっている点や、
教職員のワークライフバランスを確立しようと、
テレワーク導入に積極的に取り組んでいる点が評価されています。
このような取り組みによって、西条市の速報値(2018年度)では、
ICT導入前に比べ、校務にかかる時間が年間162.6時間短縮され、
全国学力・学習状況調査の結果が11ポイント上昇するなどの成果が出ています。
学校の働き方改革やICTのより効果的な利活用のために、
西条市の取り組みを参考にしてみてはいかがでしょうか。
▼第19回テレワーク推進賞受賞企業および団体を決定
http://japan-telework.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/01/19th-Suishin-Award-News-Release-_Final.pdf
▼スマートシティ西条
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/ictsuishin/ict-smartcity.html