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2019.03.22
文部科学省「これからの小・中学校施設の在り方について」をWebで公表
3月22日、文部科学省は「これからの小・中学校施設の
在り方について」をWebで公開しました。
この資料では「小・中学校施設整備指針」の改定案について、
7つの観点で整理しています。
「ICTを活用できる施設整備」の観点には、
ICTを日常的に活用できる環境づくりの重要性について追記されました。
新学習指導要領へ対応するには、情報活用能力を育成するための
コンピューターを活用した学習活動を充実させることが必要です。
そのため、大型提示装置の設置やタブレット端末などの
収納・充電場所の確保、ICT機器の使用を前提とした机の形状や
教室の明るさ・広さなどを検討することが重要だとしています。
特別教室も含め、校内のどこでも日常的にICTを活用できるよう、
無線LANを整備することも重要です。
さらに、遠隔教育の推進について、先端技術による
児童・生徒の学習状況に応じた指導の充実を図ることの
必要性についても記載されています。
情報活用能力の育成、小学校でのプログラミング教育の必修化など
ICTを日常的に活用できる環境の整備が急務となっています。
▼報告書「これからの小・中学校施設の在り方について
~児童・生徒の成長を支える場にふさわしい環境づくりを目指して~」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/044/toushin/1414523.htm