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  • 2019.06.25

    経済産業省 「未来の教室」ビジョン(第2次提言)を公表

6月25日、経済産業省は「未来の教室」ビジョン(第2次提言)を公表しました。

未来を見通しにくい時代を生きる子供たちが、
未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)に育つための
教育のあり方について、初等中等教育に焦点を当て、提言しています。

提言は以下の3つの柱に整理されました。

(1)学びのSTEAM化
   文理を問わずさまざまな知識を習得すること(=知る)
   創造的・論理的に思考し、未知の課題やその解決策を見出すこと(=創る)
   この2つが循環する学びを実現する。
(2)学びの自立化・個別最適化
   EdTechを用いた自学自習と学び合いへと学び方の重心を移す。
(3)新しい学習基盤づくり
   EdTechを活用した個別最適化された学びを実現するためのインフラを整える。
   子供一人1台のパソコン、常時インターネットにつながる学習環境など。

さらに、3つの柱に沿って今後必要なアクションを9つ提言しています。

(1)「STEAMライブラリー」「STEAM学習センター」の構築
(2)知識はEdTechで効率的に獲得、探求・プロジェクト型学習の時間を捻出
(3)幼児期から学齢期にかけての基礎的なライフスキルや思考法の育成
(4)知識の習得は「EdTechによる自学自習と学び合い」へ重心を移行
(5)幼児期から「学習ログ」をもとに「個別学習計画」を更新し、学ぶサイクルを構築
(6)多様な学びの保障(ネット・リアル融合の学び方の導入など)
(7)ICT環境整備(一人1台パソコン、高速大容量通信、クラウド接続の実現など)
(8)家庭用情報端末の学校での利用を試行・普及、部活動に縛られない放課後の充実
(9)教師自身がチェンジ・メイカーとして学校外の人材と学び協働し続ける環境づくり

ICT環境整備については、子供たちが一人1台のパソコンを
「新しい文房具」として常に使用できるよう環境整備をし、
学校ICT環境の貧弱さを解消することが急務としています。

▼「未来の教室」とEdTech研究会 第2次提言
https://www.meti.go.jp/press/2019/06/20190625002/20190625002.html

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