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  • 2019.07.25

    文部科学省 「高等学校における次世代の学習ニーズを踏まえた指導の充実事業」(平成30年度)調査研究成果を公開

7月25日、文部科学省は 「高等学校における
次世代の学習ニーズを踏まえた指導の充実事業」(平成30年度)の
各自治体の調査研究成果を公開しました。

この事業は高等学校において、地理的要因等にとらわれない、
多様な教育を可能とする遠隔教育の導入など、
教育改革の優良事例の普及を図ることを目的としています。

事業(1)では、遠隔教育について6自治体が調査研究を行いました。

高知県は「ICT活用(遠隔教育)による中山間小規模校での学力保障」を
研究課題として、研究校で遠隔教育による大学入試対策講座を行い、
遠隔地の他校と英語ディベート大会に向けた練習試合を6回実施しました。

その結果、大会では研究校が優勝し、遠隔で練習試合を
数多く実施できたことが優勝につながったとしています。

さらに、専門的知識をもつ教員から直接の指導を受けられたことや、
他校の生徒との練習試合によって、各学校内での協力の意識や、
学校間での対抗意識などが生徒に醸成されたと報告しました。

教育の質の維持や、教育機会の確保などの課題に対して、
遠隔教育ではどのような取り組みができ、どのような効果があるのか、
参考にしてみてはいかがでしょうか。

▼高等学校における次世代の学習ニーズを踏まえた指導の充実事業(平成30年度)(1)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/sesaku/1418872.htm

▼高等学校における次世代の学習ニーズを踏まえた指導の充実事業(平成30年度)(2)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/sesaku/1418873.htm

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