文部科学省「小学校プログラミング教育に関する指導案集」を公開

文部科学省は「小学校プログラミング教育に関する指導案集」を
Webで公開しました。

指導案集は、第1章「総合的な学習の時間におけるプログラミング教育」と
第2章「分類Cにおけるプログラミング教育」に章立てされており、
132ページわたって20の指導案が掲載されています。

第1章では、2019年9月に実施された
「未来の学びプログラミング推進月間」での活用に向けて、
さまざまな民間企業と有識者が連携して作成した
15の指導案が掲載されています。

総合的な学習の時間での活用を想定し、
「プログラミングが社会でどのように活用されているか」に
焦点が当てられています。

第2章では「小学校プログラミング教育の手引き（第二版）」に例示された、
分類C（教育課程内で各教科等とは別に実施するもの）に関連する
5つの指導案が掲載されています。

プログラミング的思考の育成や
より良い社会を築く態度を育むことをねらいに、
プログラミングの楽しさや達成感を体験することなどが盛り込まれています。

2020年度からの小学校プログラミング教育の必修化に向けて、
各学校でどのような力を育みたいのかを明確にし、
授業内容を検討する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

▼文部科学省小学校プログラミング教育に関する指導案集
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1421730.htm