• 2019.10.10

  

  文部科学省「統合型校務支援システムの共同調達・共同利用のための手引き」を公開

文部科学省は「統合型校務支援システムの
共同調達・共同利用のための手引き」をWebで公開しました。

この手引きは、平成30年度に文部科学省が実施した
「統合型校務支援システム導入実証研究事業」の調査結果を
成果物として取りまとめたものです。

56ページにわたって、統合型校務支援システム導入の背景や、
共同調達・共同利用の進め方、各実証地域における実践が
掲載されています。

第1章では、統合型校務支援システムの導入が
推進されている背景や必要性、共同調達・共同利用の
効果と課題などがまとめられています。

第2章では、共同調達・共同利用の進め方について、
「企画構想」「計画策定」「調達」「構築」
「運用・保守・導入後」の5つの手順に沿って説明されています。

第3章では、実証研究事業に採択された全国4地域、
岐阜県、奈良県、高知県、長崎県の取り組み事例について、
各自治体の導入スケジュールや具体的な取り組み内容を
第2章の5つの手順に沿って紹介しています。

学校の働き方改革が求められている現在、
統合型校務支援システムの導入は教職員の業務負担軽減や、
児童・生徒と接する時間の創出につながるとして期待されています。

手引きを参考に、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

▼平成30年度 成果物「統合型校務支援システムの共同調達・共同利用のための手引き」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/09/11/1404427_001_1.pdf

▼「学校ICT環境整備促進実証研究事業」（統合型校務支援システム導入実証研究事業）
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1404427.htm