• 2019.12.19

  

  文部科学省「教育の情報化に関する手引き」（令和元年12月）を公表

文部科学省は12月19日、新学習指導要領に対応した
「教育の情報化に関する手引き」（令和元年12月）を公表しました。

今回の手引きは、以下の8章から成ります。

第1章 社会的背景の変化と教育の情報化
第2章 情報活用能力の育成
第3章 プログラミング教育の推進
第4章 教科等の指導におけるICTの活用
第5章 校務の情報化の推進
第6章 教師に求められるICT活用指導力等の向上
第7章 学校におけるICT環境整備
第8章 学校及びその設置者等における教育の情報化に関する推進体制

特別支援教育については、各章で解説がされています。

新たに追加された「第3章 プログラミング教育の推進」では、
小・中・高等学校を通じてプログラミング教育を行う必要性や、
小学校段階のプログラミング教育でどのような授業を行えば良いのか、
事例とともに解説されています。

第4章では、ICTを効果的に活用した授業の具体例を、
小・中・高等学校の各教科ごと、約100ページにわたって提示しています。
具体例には、学習場面（一斉学習、個別学習、協働学習）を
細分化した全10分類の学習場面分類例が付けられています。

文部科学省は今後、環境整備関連予算の具体的な進め方が示されることや、
ICT環境整備のロードマップの策定などが行われることを踏まえて、
今年度末を目途に改めて追補版を公表する予定です。

▼「教育の情報化に関する手引」（令和元年12月）について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00117.html