ISENのつぶやき

TOP > 関連省庁・団体ニュース > 文部科学省「GIGAスクール構想」の実現に向けて施策パッケージを公表

どうなる?今後の学校ICT 文科省・総務省ニュース

  • 2019.12.19

    文部科学省「GIGAスクール構想」の実現に向けて施策パッケージを公表

文部科学省は12月19日、「GIGAスクール構想」の実現に向けて、
GIGAスクール実現推進本部を設置し、施策パッケージを公表しました。

今回公表された資料と主な概要は以下の通りです。

1. 「児童生徒1人1台コンピューター」の実現を見据えた施策パッケージ(案)
 令和5年度までに、小・中学校の全学年で児童・生徒一人1台を達成することを筆頭に、
 ハード面、ソフト面、指導体制の3点について施策案がまとめられています。
 2020年1月には「学校ICT活用フォーラム」を開催し、
 全国の首長や教育長を対象に、調達・補助金制度に関する説明や
 先進校の学校視察を行う予定です。

2. GIGAスクール構想の実現
 校内通信ネットワークや電源キャビネットの整備、
 児童・生徒一人1台のコンピューターの整備について、
 補助対象や予算申請イメージ、ロードマップなどがまとめられています。
 コンピューターについては、2020年度に小学5・6年生と中学1年生、
 2021年度に中学2・3年生、2022年度に小学3・4年生、
 2023年度に小学1・2年生と段階的に整備を進める方針です。

3. GIGAスクール構想の実現パッケージ~令和の時代のスタンダードな学校へ~
 学習者用端末( Windows 、Chrome OS 、iPadOS )の標準仕様と、
 校内LANのモデル調達仕様書が例示されています。
 さらに、クラウド活用を前提とした、
 「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の改訂や、
 「教育の情報化に関する手引き」の公表、総務省や経済産業省の施策との連携、
 民間企業等からの支援協力募集などが盛り込まれています。

12月13日の閣議決定では、「GIGAスクール構想の実現」に
2,318億円の補正予算が計上されました。

自治体間の格差やICT環境整備の遅れが課題とされている現在、
来年度から順次施行される新学習指導要領に対応したICT環境整備が、
全国の自治体に求められています。

▼GIGAスクール実現推進本部について
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/1413144_00001.htm

▼GIGAスクール構想の実現
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00127.html

つぶやく

一覧へ戻る


PAGE TOP