-
2020.05.15
文部科学省「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学校教育活動等の実施における「学びの保障」の方向性等について(通知)」を公開
文部科学省は5月15日、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた
学校教育活動等の実施における「学びの保障」の方向性等について、
各都道府県の教育委員会などに通知しました。
今後、地域ごとに学校再開の状況が異なることや、
感染者が再び増加することなどを想定して、柔軟に対応できるよう、
ICT環境整備を含めた準備を進めておくことが必要としています。
学校で行う授業についても、
個人で実施可能な学習の一部をICTなどを活用して授業以外の場で行い、
協働学習や学校でしか実施できない実習などに重点化する方向です。
そのためには、児童・生徒の家庭のICT環境を早急に把握することが重要です。
経済的理由などでICT環境を整備できない家庭には、
学校が最大限の支援をし、令和元年度・令和二年度補正予算を活用して、
必要最低限のICT環境整備を急ぐことが求められています。
それぞれの地域の状況に合わせて、学校・家庭・地域が連携し、
あらゆる手段で、子供たちの学びを最大限に保障することが重要です。
▼「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた
学校教育活動等の実施における「学びの保障」の方向性等について(通知)」
https://www.mext.go.jp/content/20200515-mxt_kouhou01-000004520_5.pdf