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  • 2022.03.09

    文部科学省「小中一貫した教育課程の編成・実施等に関する事例集(第2版)」を公表

文部科学省は3月9日、「小中一貫した教育課程の編成・実施等に関する
事例集(第2版)」を公表しました。

第1版の公表から、各地域の課題を踏まえた独自の工夫が進展してきました。
第2版では、一層の充実が図られるよう、全国の学校の取り組み事例が
紹介されています。

事例集では、9年間のつながりを意識した学習をするために、
ICTを活用しながら、小中合同で研究授業を行っている様子が掲載されています。

例えば、授業をライブ配信する際は、自宅にいても発言できるようにすることで、
距離を超えて対話的な学びが可能になった事例や、
修学旅行のガイドブック作りをする際は、各自が情報収集したものをもとに、
ロイロノートに下書きし、事例集を共有し対話することで、
レイアウトなどお互いの優れた部分を取り入れることができた事例などが紹介されています。

校務の情報化に関しては、小学校から中学校のデータを
校務支援システムで一括管理し、9年間の児童・生徒の状態を
把握できると同時に、教員の業務負担の軽減につながった事例が
掲載されています。

文部科学省は、本事例集を活用して、
小中一貫教育をより発展させるための参考にしてほしいとしています。

▼小中一貫した教育課程の編成・実施等に関する事例集(第2版)
https://www.mext.go.jp/content/20220225-mxt_syoto02-000019523_1-2.pdf

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