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2022.08.30
文部科学省「令和5年度概算要求のポイント」を公表
文部科学省は8月、「令和5年度概算要求のポイント」を公表しました。
文教関係予算の要求額は4兆3,589億円です。
そのうち、「GIGAスクール運営支援センター」の機能強化に
102億円が要求されており、都道府県と市区町村に対して1/3を補助する予定です。
さらに、今年度は以下2つの項目に新規予算が要求されています。
◆「次世代の校務デジタル化の推進実証事業」 10億円
民間事業者を活用し、教育委員会や学校の共通理解を得ながら、
3年程度かけて次世代の校務のデジタル化モデルの実証研究を実施し、
事業終了後5年後を目途に全国レベルでシステムの入れ替えを目指す。
◆「デジタル教科書・デジタル教材等の活用のための通信環境調査研究」 6億円
デジタル教科書などの活⽤に取り組んでいる
学校の通信環境を調査・研究し、その結果を共有することで
今後の活⽤に必要な環境整備を促進する。
文部科学省は、
全国の学校で、端末活用の「日常化」を浸透するための取り組みなどを行い、
学校DXの実現に向けた取り組みの加速を図る予定です。
また、先端技術の効果的な利活用を推進するための実証などを行い、
目指すべき次世代の学校・教育現場などを見据えて、教育の質の向上を行う方針です。
▼令和5年度概算要求のポイント
https://www.mext.go.jp/content/20220829-mxt_kouhou02-000024712_1.pdf
▼05-1 令和5年度概算要求主要事項(初等中等教育局)①
https://www.mext.go.jp/content/20220829-mxt_kouhou02-000024712_5-1.pdf