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  • 2023.09.08

    文部科学省「令和5年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料」を公表

文部科学省は7月31日、令和5年度4月に実施された
全国学力・学習状況調査の報告書と調査結果をWebで公表しました。

テストとともに実施された質問紙調査から、
主に「ICTを活用した学習状況」の回答結果を抜粋してご紹介します。

授業でICT機器を「ほぼ毎日活用している」と回答した割合は、
小学校が65.3%、中学校が62.8%で、小・中学校ともに、前年度より7ポイント増加しました。
「ほぼ毎日」「週3回以上」「週1回以上」と回答したのは、
小学校で99.0%、中学校で97.4%でした。

さらに、端末の持ち帰り状況に関して、「毎日持ち帰って、毎日利用させている」
「毎日持ち帰って、時々利用させている」「時々持ち帰って、時々利用させている」と
回答した合計の割合は、小・中学校ともに、前年度より約15ポイント増加しました。

一方、「児童・生徒同士がやりとりする場面で、ICT機器を活用する頻度」を、
「ほぼ毎日」と回答したのは、小学校で16.6%、中学校で12.9%でした。
「ほぼ毎日」「週3回以上」「週1回以上」と回答したのは、
小学校で68.7%、中学校で62.2%でした。

主体的・対話的で深い学びの視点から授業改善を行っている学校ほど、
ICT機器を活用している傾向にあることがわかりました。

文部科学省は、GIGAスクール構想のさらなる推進のために、
令和5~6年度を集中推進期間として、自治体・学校への支援を強化するなど、
さまざまな取り組みを実施しています。

▼令和5年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料
https://www.nier.go.jp/23chousakekkahoukoku/index.html

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