文部科学省「令和6年度文部科学関係概算要求」を公表

文部科学省は8月30日、「令和6年度文部科学関係概算要求」を
公表しました。

文教関係予算の要求額は、4兆3,759億円です。
そのうち、一人1台端末の更新費に148億円が要求されています。
補助対象は、児童・生徒数全体の2/3台と、その5％以内の予備機分です。
4.5万円／台を上限に定額補助する予定です。

令和6年度中に端末の耐用年数を迎える自治体があるため、
更新に必要な費用として要求されました。

端末の計画的な更新や予備機の整備を、今後3～4年かけて進める予定としています。

「GIGAスクール運営⽀援センター整備事業」に対して、40億円を要求しています。
自治体格差を解消するため、令和5年度～6年度を集中推進期間として、
支援を強化します。

さらに、「学習者⽤デジタル教科書の導⼊」に対して、18億円を要求しています。
令和6年度から、小学校5年生～中学校3年生の全ての児童・生徒を対象に、
英語のデジタル教科書の提供を目指しています。

▼令和6年度文部科学関係概算要求のポイント
https://www.mext.go.jp/content/20230828-mxt_kouhou02-000031628_1.pdf