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  • 2023.09.08

    文部科学省「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策 (提言)」を公表

文部科学省は8月28日、「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策
(提言)」を公表しました。

子供たちの抱える困難が多様化・複雑化し、対応しなければならない業務が
増えたことなどにより、教師が多忙化しています。
そのため、教師の働く環境が、危機的状況にあると指摘しています。

教師の時間外労働は、支援スタッフの充実や校務のデジタル化推進によって、
ある程度は削減されました。しかし、依然として長時間労働をしている教師が多い実態が
明らかになっています。

提言では、「学校・教師が担う業務の適正化の一層の推進」「学校における働き方改革の
実効性の向上等」「持続可能な勤務環境整備等の支援の充実」の3つの事項が挙げられています。

「学校・教師が担う業務の適正化の一層の推進」では、
「ICTの活用による校務効率化の推進」が盛り込まれています。
働き方改革を実現するためには、さらなるICTの活用が必要不可欠です。

教員勤務実態調査速報値の結果では、授業準備や成績処理を行う時間にばらつきがあるため、
端末を積極的に活用し、校務処理などの負担を軽減する必要があるとしています。

文部科学省は、今後、制度的な対応が必要な施策を含め、広範囲にわたる諮問事項について
さらに議論を進めていく予定です。
本緊急提言に掲げた取り組みの進捗状況なども、必要に応じて議論に反映させ、
答申に盛り込んでいく方針です。

▼教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)
https://www.mext.go.jp/content/230828-mext_zaimu-000031605_1.pdf

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