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  • 2023.11.09

    文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果及びこれを踏まえた緊急対策等について(通知)」を公表

文部科学省は10月17日、「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に
関する調査結果及びこれを踏まえた緊急対策等について(通知)」を公表しました。

昨年度、不登校の児童・生徒数や、いじめの認知件数が過去最多を更新したことを踏まえ、
3月に策定された不登校対策「COCOLOプラン」を前倒しで実施すると説明しました。

学校内外で支援を受けられていない児童・生徒がオンラインで学べるよう、
教育支援センターのICT環境を整備するなど、全ての不登校の児童・生徒の学びの場の確保を
目指しています。

また、いじめの緊急対策として、いじめの重大事態化を防ぐための
早期発見・早期対応を強化するとしています。
具体的には、アプリなどによる心の健康観察の導入促進や、
一人1台端末を活用した、SOS相談窓口の集約・周知などの対応です。

今年10月に公表された、令和4年度分の調査結果では、インターネット上のいじめが、
約2万4,000件(前年度比2,000件増)に上りました。
SNSなどのいじめは、外部から見えにくく、匿名性が高い性質を持つため、
学校がいじめを認知しきれない可能性があります。
そのため、教師が児童・生徒の書き込みを確認できる設定にするなど、
安全かつ効果的に端末を活用できるようにすることが重要だと説明しています。

文部科学省は、各地域などでの現状の分析を行い、早期発見・早期対応できるよう
本通知の内容を踏まえ、各地方自治体などでの取り組みを求めています。

▼令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する
調査結果及びこれを踏まえた緊急対策等について(通知)
https://www.mext.go.jp/content/20231017-mxt_jidou02-000032315_a.pdf

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