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  • 2024.05.23

    文部科学省「令和5年度『英語教育実施状況調査』の結果について」を公表

文部科学省は5月9日、「令和5年度『英語教育実施状況調査』の結果について」を
公表しました。

この調査は、全国の公立小・中・高等学校を対象に行ったものです。

調査結果では、英検3級相当以上に達している中学生は50.0%、
英検準2級相当以上の高校生は50.6%と、どちらも初の5割超えを達成し、
生徒の着実な英語力向上が見られました。

英検3級相当以上に達している中学生の割合を、都道府県別・指定都市別に見ると、
地域によって差が大きく開いていました。
割合が最も高かったのは、さいたま市の88.4%、最も低かったのは、
岩手県の38.4%でした。

また、ICT機器の活用状況では、ほぼ全ての学校がICT機器を活用しており、
多くの活動で活用割合は増加していることが分かりました。

ICT機器を活用した割合を見ると「児童生徒が学習用デジタル教科書を活用した授業」
については、小学校では約8割、中学校では約9割となっていました。

リモートで交流する機会も増加傾向にありますが、小学校・中学校ともに約13%に
とどまっており、さらなる活用が望まれます。

生徒の英語力向上に関する分析をした結果、ICTの活用では、
生徒の英語による言語活動や教師の英語使用の充実に影響を与えていることが
分かりました。
生徒の英語力向上には言語活動や教師の英語使用が必要であり、
そのためにICTの活用などが重要としています。

▼令和5年度「英語教育実施状況調査」の結果について
https://www.mext.go.jp/content/20240509-mxt_kyoiku01-000035833_1.pdf

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