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  • 2024.09.12

    文部科学省「不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について」を公表

文部科学省は8月29日、「不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る
成績評価について」を公表しました。

現在、小・中学校における不登校の児童・生徒数は10年連続で増加しており、
令和4年度には、約29万9,000人と過去最多を記録しています。

こうした状況を受け、教育支援センターや学校外の機関、自宅で学習する
不登校児童・生徒の学習の成果が指導要録上、成績に反映される機会も増えています。

本通知では、不登校児童・生徒の努力の成果を適切に評価するため、
欠席中に行った学習の成果を成績に反映する場合の法令改正について公表しました。

対象となるのは、小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校前期課程、
特別支援学校小学部・中学部に在籍する不登校児童・生徒です。

成績に反映する取り組み例として、以下が挙げられていました。

・一人1台端末を活用し、教育支援センター等から学校の授業に
 オンライン参加した学習成果を成績に反映。
・フリースクールに通う不登校児童・生徒の学習成果について、
 定期的な報告書の提出と学校との連携体制を整備し、
 学校課題や定期テストへの取り組みを評価して成績に反映。

文部科学省は、不登校児童・生徒の多様な学びの成果を、
より柔軟かつ公平に評価する姿勢を示しています。

今後、学校外での学びが適切に認められることで、
誰一人取り残されない学びの充実が、一層進むと期待されています。

▼不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果の成績評価に係る法令改正について
https://www.mext.go.jp/content/20240829-mxt_jidou01-000037819_01.pdf

▼不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について(通知)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155_00002.htm

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