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どうなる?今後の学校ICT 文科省・総務省ニュース

  • 2024.09.12

    文部科学省「令和7年度文部科学関係概算要求」を公表

文部科学省は8月30日、「令和7年度文部科学関係概算要求」を公表しました。

文教関係予算の要求額は、4兆3,883億円です。
このうち、新規で予算要求がされた2つのICT関連事業を
ご紹介します。

◆「GIGAスクール構想支援体制整備事業等」88億円

文部科学省は令和6年4月に、同時・多数・高頻度での端末活用を
想定し、学校規模に応じた推奨帯域を設定しましたが、
78.4%の学校がこの基準を満たしていませんでした。

同月に発表した「教育DXに係る当面のKPI」では、
令和7年度末までに全ての学校で必要なネットワーク速度を
確保することを目標に掲げています。

この目標を達成するため、ネットワークのアセスメントを徹底し、
通信環境の改善を進める方針です。

◆「生成AIの活用を通じた教育課題の解決・教育DXの加速」8億円

令和5年度から「生成AIパイロット校」を指定し、
教育や校務での実践例を、積極的に支援しています。

子供たちの学びのさらなる充実や、教職員の負担を軽減するため、
パイロット校以外の国内事例の収集や教育分野に特化した生成AIモデル・
サービスに関する実証研究を進めるとしています。

これにより、生成AIが教育現場でどのように役立つかを具体的に検証し、
効果的な利用方法を提案していくことが期待されています。

▼令和7年度概算要求のポイント
https://www.mext.go.jp/content/20240827-ope_dev02-000037780_1.pdf

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