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2024.10.10
文部科学省は「令和の日本型学校教育を担う質の高い教師の 確保のための環境整備に関する総合的な方策について(答申)」 (令和6年8月27日中央教育審議会)を踏まえた取組の徹底等について(通知)を公表
文部科学省は9月30日、「令和の日本型学校教育を担う質の高い教師の
確保のための環境整備に関する総合的な方策について(答申)」
(令和6年8月27日中央教育審議会)を踏まえた取組の徹底等について(通知)
を公表しました。
各教育委員会や各学校がすぐに実行できる方策を整理し、
各自治体に通知を発出しました。
学校での働き方改革をさらに加速するためには、
各教育委員会や各学校が、GIGAスクール構想のもとで
校務DXを推進していく必要があります。
GIGAスクール構想のもとで進められている一人1台端末や
クラウドツールの活用により、
教師や校内外の学校関係者、教育委員会職員の負担軽減に加え、
業務連携をスムーズに行うためのコミュニケーションの
迅速化・活性化が重要としています。
また、校務系と学習系ネットワークの統合や、
パブリッククラウド上での校務支援システムの導入など、
次世代の校務DX環境を整備し、
柔軟で安全な働き方を実現することが求められています。
さらに、ICT活用促進に向けた学校の指導・運営体制の充実させるためには、
国の予算を活用し、教員業務支援員の安定的な確保も求められます。
文部科学省は、教師を取り巻く環境整備の進捗状況や
教師の在校時間等について、毎年度実施される
「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」などを
通じて客観的なフォローアップを行う予定です。
▼「令和の日本型学校教育を担う質の高い教師の
確保のための環境整備に関する総合的な方策について(答申)」
(令和6年8月27日中央教育審議会)を踏まえた取組の徹底等について(通知)
https://www.mext.go.jp/content/20240930-mxt_zaimu-000038209_1.pdf