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  • 2025.05.15

    文部科学省「次世代校務DXガイドブック -都道府県域内全体で取組を進めるために-」を公表

文部科学省は3月、「次世代校務DXガイドブック
-都道府県域内全体で取組を進めるために-」を公表しました。

本ガイドブックでは、校務DXの意義や導入のステップ、
体制整備のポイントなどが具体的に整理されており、
各自治体が円滑に取り組みを進めるための内容がまとめられています。

令和11年度までに、すべての自治体で「次世代校務システム」の
導入を完了することが目標として掲げられており、
その実現に向けては、すぐに取りかかれる「今の環境でできる校務DX」と、
「環境整備を伴う校務DX」の両面から取り組むことが重要とされています。

次世代校務DXの取り組みを進める上で、
まずは目的に合わせ、不必要な業務の見直しや、業務フローの見直しを行い、
より最適な業務の在り方を見据えることが必要です。

必要性があると判断した業務では、
「学校以外が担うべき業務」「教員でなくても担える業務」
「教員の業務ではあるが、負担軽減が可能な業務」に分類し、
教員が本来注力すべき教育活動について改めて見直すことが求められます。

また、汎用クラウドツールや生成AIの活用も有効とされています。
すでに学校現場では、ワークシートの作成や学校ホームページの
記事作成支援などに生成AIが活用され始めています。

今後は、こうしたデジタル技術の活用を通じて、
教員がより本質的な教育活動に専念できる環境づくりが一層求められます。

▼次世代校務DXガイドブック -都道府県域内全体で取組を進めるために-
https://www.mext.go.jp/content/20250401-mxt_jogai01-000041267_01.pdf

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