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研究を重ねた専門家が指南 学校ICT・セキュリティコラム

学校ICT 専門家・研究者のコラム

2011.06.27

ISEN委員が、秋田県県立学校様向けに情報セキュリティについて講演

5/25(水)、ISEN委員が、
秋田県県立学校学習ネットワーク管理運営協議会で
県立高等学校、特別支援学校の情報担当の先生方に向けて
情報セキュリティについての講演を50分間行いました。

学校における情報セキュリティ事故の特徴として、
他の業種と比べて
「『不正な情報の持ち出し』が多い」「USBメモリなど、電子データでの漏えいが多い」などの統計データの紹介や、
ISEN委員が学校の情報セキュリティ対策の専門家として、実際に学校で見てきた様子、
無許可の情報持ち出しの結果発生した紛失事件など、
実際に発生している漏えい事件の事例も交えながらお話しました。

kaijyouyousu.jpgまた、よく発生している事故、それぞれに対して対策方法の考え方をご説明し、
「常に物の置き場所を決めておく」
「カゴにかばんを置いて自転車に乗る際は、
ひったくり防止のために持ち手に指を引っかけておく」
ISEN委員が実際に行っている、紛失や盗難を防ぐための
ちょっとした工夫についてもお話しました 。

今回、参加された先生方は、情報担当の先生方ということもあり、

皆さま熱心に耳を傾けていただけました。

講演の最後、当サイトの「危険チェックシート」で、実際に教室の場面から

見つかる危険を先生方に考えていただき、

近くの席の先生と数分間、意見交換をしていただきました。

ここでは、活発に意見交換が行われましたが、

最後に「問題点は全部で8?9個ある」とお伝えしたところ、

大きなどよめきが起きていました。

意外に気づかないところに、情報セキュリティの問題点があるものです。

ぜひ、このサイトをご覧の皆さまも、他の先生方とご一緒に、試してみては

いかがでしょうか。

ISEN事務局

ISENは、研究者・企業の専門家などで構成された団体。学校の教職員の方の情報セキュリティへの意識啓発のため、 Webサイト、メールマガジンでの情報発信、調査・研究活動などを行っている。

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