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2016.03.11

「平成27年度 情報セキュリティに対する教職員の意識」調査報告書より(1)

ISENでは『「平成27年度 情報セキュリティに対する教職員の意識」
調査報告書』を公開しています。今回から2回に分けて内容をみていきます。
>> http://school-security.jp/pdf/ISEN2015_SurveyReport.pdf

(1)情報発信
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「インターネットサービスの利用状況(1)」では、
どのようなインターネットサービスを利用したことがあるか質問しています。
「Facebook」を利用していると回答した教職員の割合が45.7%と最も高く、
「LINE」が44.5%、「Twitter」30.6%と続いています。

これは概ね想定通りかと思いますが、私が気になったのは、
「上記の中に利用しているものはない」と回答した教職員の割合が
25.6%ということです。

つまり、約75%の教職員が何らかの情報発信を可能とする
インターネットサービスを利用しているということです。
インターネット上でのアンケートなので当然という
考え方もあるでしょうが、少々不安を感じています。

「インターネットサービスの利用状況(3)」では、
どのような内容をインターネットに投稿したことがあるか質問しています。

「仕事に関する内容」が16.1%あります。
インターネット上に一度でも情報が流れると、
その情報を完全に削除することは事実上不可能になると言われています。

クローズされたサービスであっても、情報が漏れることもありますし、
間違って他の人に送信してしまうこともあります。
その情報を受け取った(見た)人が、良かれと思って
ほかの人に転送してしまうこともあります。

インターネット上にはさまざまな危険性がありますので、
情報発信には十分な注意が必要です。

(2)携帯電話のセキュリティ
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携帯電話は広く普及し、所有しているのが当然と思われる時代に
なっています。私もそうですが、以前は友人や仕事関係の連絡先の
電話番号を覚えていましたが、今は携帯電話に頼っています。

携帯電話は非常に便利ですが、その中には個人情報が詰まっています。
もし、セキュリティ対策がされていないなら大変危険です。

「携帯電話の利用と子供や保護者との連絡(3)」では、
携帯電話のセキュリティ対策について質問しています。

「特に何もしていない」という回答が21.7%あります。
セキュリティ対策としては、暗証番号や画面パターンなどの
動作ロックを設定し、GPSによる位置情報確認サービスを
利用して紛失時の対応に備えることが望まれます。

ISEN副委員長 井上

全国地域情報化推進協会(APPLIC)メンバー。
株式会社JMC。APPLIC テクニカルアドバイザー。
クラウドや情報モラルに精通し、文部科学省や経済産業省の委託事業にも参画している。

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